OUR STORY プロモーションのエキスパートが揃うアロウズ

vol.3 デジタルvsリアル施策 | BtoBプロモーション

Project Manager平林 省吾

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春原 恵人Business Producer

Promotion
Expert Team【アロウズ】

From Ideas to Brilliance

デジタルとリアル、2つの施策を点から線へと繋げることが求められる時代へ。

共にイベント企画の分野でキャリアを積んできた共通点がある、株式会社アロウズのビジネスプロデューサー春原恵人氏とプロジェクトマネージャー平林省吾氏。

デジタル領域が得意な春原氏とリアルな空間づくりが得意な平林氏に、デジタルとリアル、正直なところどちらの施策が有効なのか?そして、コロナ禍を経て大きく様変わりしたBtoBプロモーションの現在から今後について、双方の視点からお話いただきます。また、何かプロモーションを仕掛けたい時、アロウズであればプロモーション施策における「入口から出口まで」一括で請け負うことができると豪語するおふたり。

多くは1つのプロモーション施策の中でもセクションごとに様々な会社に外注する必要がありますが、アロウズにはあらゆる分野のプロフェッショナルが集まっているからこそ、できることの範囲に制限がないのだと自信をのぞかせます。アロウズだからこそ実現できるプロモーションの新しい仕掛け方についても、じっくり語っていただきました。

普通の会社であれば選択と集中の観点から事業領域は絞りますが、アロウズはプロフェッショナルが集まっているので、やれる範囲に制限がないことが優れているかなと思います。

ターゲットを誘引しやすいデジタル施策と実際に体験できることが強みのリアル施策

平林:
僕たちは2人ともイベント企画に携わっていますが、僕はリアルな場での空間を手がけることが多いです。春原さんはデジタルに強いイメージがあります。デジタルの中でも、普段どのような分野の仕事をすることが多いですか?

春原:
私が普段行っているのは、主にイベントなどでターゲットに対して誘引の施策になるものが多いです。例えば、映像コンテンツだったり、実際にイベント会場に足を運んでもらうようにするような施策であったり。デジタルコンテンツというと幅広くありますが、私が心がけているのはターゲットとなる方たちに楽しんでいただけ、我々のクライアントに対していいイメージを抱いていただけたりするようなコンテンツを作ることですね。

平林:
デジタルコンテンツを作ることが多いのですね。作ったコンテンツを発表する場というのは、リアルな場所が多いのでしょうか?バーチャル上が多いのでしょうか?

春原:
もちろん業界によって違いはありますが、コロナ禍が始まる前まではリアルな場が多かったです。コロナでリアルな場の開催ができなくなってからはオンライン施策が多くなり、今はコロナの影響が収まってきているのでリアルな場とオンラインが融合してきているように思います。

平林:
その流れはありますね。ちなみにリアルな場でコンテンツを出す場合とオンライン上でコンテンツを出す場合に違いをつけますか?どちらも同じコンテンツを出すのか、それともリアルとオンラインでコンテンツの作り方やそもそもの種類を変えるのか、など。

春原:
種類にもよりますが、予算のことを考えても、例えば映像コンテンツはリアルとオンライン、どちらも同じものを使いたいという思いはあります。ただ、リアルとオンラインでは受け手の感じ方が違うので、同じテーマを設定しつつ、リアル、オンラインそれぞれで使えるように設計することが多いです。オンライン上で何かをしても、どうしてもリアル感に欠けてしまうので「どうやってコンテンツに説得力を持たせるのか」というのが、オンライン上のプロモーションの難しいところです。実際に見て触ってということができるリアルな場には、敵わない部分もありますね。リアルな場での仕掛けというのは平林さんの得意分野だと思いますが、最近はどういったプロモーションをすることが多いですか?

平林:
僕は、BtoB向けのショールームや展示ブースなどのリアルな販促を目的とした空間づくりを多くやってきました。やっぱり商品を見て体験ができるという点では、リアルな場が一番効果的だとは思いつつ、コロナを経て何かデジタルの施策を入れたいという要望が増えているように思います。ただ、リアルとデジタルをどのように組み合わせるのが効果的なのかまだ検証中なところがあります。BtoBで販売される製品やサービスは非常に高額な場合も多く、決裁者が1人でない場合が多いと思います。BtoCとは違い、デジタルだけで購入を判断し、Webで購入するというケースは少なく、必ず営業の方の話を聞いたり、実際に商品を見たりするプロセスを必要とすることが多いですね。ですから、ショールームや展示ブースなどのリアルな商談販促空間は必要だと思っていますが、デジタル施策だけで完結できない分、リアルとデジタルを融合させることが難しいのかなと思います。

カタログのデジタル化や展示会のブースでの情報をQRコードで持ち帰れるなどの施策は、比較的簡単に始められるので、導入しますが、その先のデジタル施策の展開まで描けていけると販促の幅が広がるのかなと考えています。

春原:
デジタルとリアルを点と点じゃなく、点を線にするようなプロモーションが望まれているというところで、今はまさに2つをうまく融合させてより良いものを生み出す過渡期のようなタイミングですよね。

様々な分野のプロフェッショナルでチームを組んで幅広い要件に的確な提案ができる。各分野のプロフェッショナルな集団がアロウズだと思いますので、顧客の要望通りの提案のさらにその先を行く

今求められているデジタルとリアルを融合したハイブリッドな施策には、さまざまな課題も。

平林:
コロナ禍に入った時に展示会の開催ができなくなり、バーチャル展示会などに移行していく中で、もうこのままリアルな展示会は縮小していってしまうのではないかなと正直思っていました。でも今、人の流れが戻ってきて、逆にコロナ禍の前よりも展示会が盛り上がっている印象があります。やっぱりリアルな商談の場は必要なんだと感じています。ただ、リアルの場だと時間的な制約や距離の制約などで来場できる人が限られてしまう。デジタルも活用することで商圏は大きく広がります。デジタルとリアルの融合はBtoBに限らず、プロモーションにおいては今まで以上に重要視されていくのだろうと思っています。

春原:
私は医療系の学会イベントを担当することが多いのですが、コロナ禍前よりも盛り上がっていることが多い印象です。ただ、年配の方はリアルな場を好むのですが、デジタルネイティブ世代はオンラインの利便性に気がついてしまった(笑)。わざわざ会場に足を運ばなくとも、どこでもリアルタイムに情報が得られるので、現地に行かなくなっている傾向があります。そういった層へどうアプローチするかというのが、今後の課題ですね。オンライン上で十分な情報を得られるようにするのか、それとも現地に足を運ばせる設計にするのか、オーガナイザーは難しい舵取りを迫らせていると思います。

平林:
現在はコロナ禍を経て展示会が再開されたばかりなので、来場者も新しい製品やサービスを強く求めて積極的に展示会に来場しているのではないかなと思っています。少し落ち着いてきたら、情報取得に関してはデジタルメインで行う人が多くなっていくことも予想できますよね。

春原:
現状はリアルとオンラインのハイブリッドでイベントを開催するケースが多いですが、やはり片方だけの頃と比べてコストが倍になるというのは見過ごせない課題ですからね。

プロモーションのエキスパートが揃うアロウズ。お困りがありましたら、私たちへお気軽にご相談ください。アロウズでは、課題を把握したうえでパートナーを選定できます。 >>メンバープロフィールはこちら

プロモーションにおける入口から出口までを担うことで、クライアントの負担を軽減したい。

平林:
例えば、クライアントが何かショールームを作る時、設計デザインとプロモーションを分けて考え、仕事の依頼先を分けるのが多いかと思います。クライアントからしたら、ある程度線引きしてくれていると思うのですが、どう設計するのか、デザインするのかって、「その後、どうお客さんに届くのか」を考えた上でやるとまた変わってくると思うのです。広告は広告代理店、設計は設計会社、映像は映像製作会社、パンフレットはまた別の会社…と分かれているところを、アロウズではいろいろな分野のプロフェッショナルがいるのでトータルで考えられるのが面白いなと感じています。

春原:
そうですね。アロウズのようにジャンルを問わずに相談できるのは、クライアントの負担軽減にも繋がるのではないでしょうか。例えば、アロウズの場合、プロモーション領域におけるさまざまな分野のプロフェッショナルが在籍しているので、案件によって最適なチームを組んでトータルプロデュースできるというのが強みですよね。同じ会社に在席していながら、まったく違う経歴、経験をしてきた人たちが集まっているので、社内でのちょっとした相談でも自分では思いつかなかったようなアイデアや解決方法が出てきます。

平林:
リアルとデジタルが融合して新しいプロモーションが生み出されていく今だからこそ、いろいろな方とチームを組んで、いろんな視点で考えていき、クライアントにベストな提案や施策を生み出していきたいです。春原さんとも組んで面白いことができるといいですね。

春原 恵人 / Keito Sunohara
ビジネスプロデューサー 。グループ会社の株式会社ステラを経て2022年にアロウズへジョイン。プロデューサーとして医療機器・製薬・産業機器メーカーなどジャンルを問わないクライアントのプロモーションを担当。マーケティング視点・クリエイティブ思考・デジタルをミックスした型にとらわれないアイデアを生み出すことをポリシーとしている。

平林 省吾 / Shogo Hirabayashi
プロジェクトマネージャー (合同会社HOMEBOUND代表) 。イベント企画と空間デザインの会社から独立。現在は小さな コーヒースタンドを運営しながら、イベントとデザインの会社を経営。 アロウズでは主に展示会のプロジェクトマネージャーやショールームやオフィスなどの商空間づくりのプロジェクトサポート、企画提案やイベント運営など展示会と商空間関連の お仕事を行っています。

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